2009年12月20日
第1話
博史 : とりあえずおビールなんかマドモアゼル?
りえ : 酒しかねーよな!
L$が不足しているのは事実だが、ちょっとそれは置いておいて
芸能コーナーでもやろうじゃないの
あれは今月の始めの頃だった
女優陣が集まってガールズトークなどというふざけた会を開くというので
ノコノコ出てくる内の1人、リエ・宮沢にこう言ったんだ
博史 : oi、おい、りえ。バラモスに負けまくってるんじゃないよ
りえ : 情報戦では圧倒していた
博史 : マルチで足を引っ張らないでくれよ?
りえ : 旧型DSが出しゃばるんじゃないわよ
この数カ月、この2人の会話の内容はもっぱら任天堂DS、ドラクエ9の事ばかり
お互い周囲にやってるSTAFFはなく、マルチプレイ(通信し一緒に戦うことができる)は未経験
近所のガキがやってるのを羨ましそうに眺めるだけだった
どうせ出てくるなら聖地秋葉原でや ら な い か。と決めていたんだ
ところが当日
1週間ほど続いている大風邪、インフルエンザではなかったが
止めどなく出続ける鼻水、頭パックリ電撃頭痛、震度2の悪寒、徹夜明け
直前に「行く」と言ってしまったが、やっぱり帰ろうか。と過ぎる
なんだかんだで上野駅の外のフェンスにもたれかかるお昼時
そんな反省猿を見事に演じているこの1流の横で、「喫煙禁止」の看板の前で1ヤニ2ヤニと
パカパカやる下品なOL風情の煙がこっちに流れる中、4〜5回 「やっぱ帰る」とメールしようとしていると
りえからの着信。この時の俺は豊原功補の様な「へっ」という笑い顔の奥で舌打ちをしていた
りえ : ついたの
博史 : そうかい。どこにいるのよ
りえ : 改札
博史 : ああ、改札な。わかったよ
キョロついていると声をかけられた
博史 : サインはちょっと。ベート(プライベート)なんで
りえ : リハウスしてきました
ああ、りえだ。
博史 : 風邪が凄いんだ。とりあえずおビールなんかマドモアゼル?
りえ : 酒しかねーよな!
酒は芸の起爆剤
ろくすっぽ飯も飲み込んでない空きっ腹にゃ炭酸1発
昼間っから飲めるところでグビリといきます
りえは緊張の余り改札で切符を通す時、手が震えていたと話し始める
そりゃあ天下の三上博史に会うんだからわからないでもない
が、しかし
りえ : ブラウン管と現実って違うのね。オネーさん、エールの1番濃いとこもう1杯
博史 : 6インチのTVしかないのか
そんなこんなを話していると、ブーナーから突然メールが
「暇。死にたい。」
博史 : そういや温子と静香はもう出くわしてんのかい?
りえ : 時間的にそうね。身の丈に合ってないサレたもんでも食べてるはずよ
博史 : そうかい
思いついたので温子に電話をかけてみる
博史 「やあ、温子。静香とは出くわしたかい?」
温子 「Hello、もう出くわしたわよ。今、N.Yの浅草にいるの」
博史 「浅草・・・・? こっちは上野にいるんだ。 近いからくればいい」
温子 「OK。おっと、つい本場仕込みが出ちゃったわ。ハリー&ファーストで行くわ」
博史 : 2人、来るよ
りえ : ああ、聞こえていたよ
もう1人へ電話
博史 「ヤスジ、パフェ食わないか?」
ヤスジ 「ほう。夏に食べるおでんみたいな感じかい?」
博史 「ああ。実は今な、りえと上野で飲んでいるんだが、温子と静香をここへ呼んだとこなんだ」
ヤスジ 「ほほう」
博史 「そして何故かさっきブーナーからメールがきて、暇で悶えていると」
ヤスジ 「先生がかい?そりゃあいけないな」
博史 「そこでパフェってわけよ。今回も頼むよ」
ヤスジ 「HAHAHA、お安い御用さ」
博史 : ってことになったよ
りえ : 今日はドラクエは出来そうにないわね
りえ : オニーサン、濃いの1パイント!
Posted by Yaszi Mornington at 19:19│Comments(0)
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